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古代日本は、朝鮮半島の戦乱を背景に渡来した百済や新羅の人々を、高度な知識や技術を持つ「技能集団」として積極的に受け入れた。彼らがもたらした漢字、仏教、建築、工芸などの技術や文化は、現代の日本社会の基盤となり、風土に深く溶け込んでいる。
福岡県香春町は、香春岳で産出した銅が奈良の大仏や皇朝十二銭を支えた古代日本の重要拠点だった。新羅の神を祀る香春神社を中心に、渡来人の技術と信仰が融合した独自の文化が形成された。現代も残る信仰と変貌した山容から、その歴史の深層を探る。