curiosu / キュリオす
紀行で文化や歴史を綴る、好奇心をくすぐるメディア。
2 / 1000 件
江戸時代中期から明治初期にかけて、日本海を往来した北前船の隻数は数百から千隻超と推測される。豪商や有力船主が船を用意し、船頭が自ら商品を仕入れ販売する「買い積み」方式で、各地の特産品を運んだ。
新潟湊は、信濃川と阿賀野川という河川水運と日本海海運を結ぶ物流の要衝だった。北前船は西国から塩や木綿、九州から陶磁器などを運び、新潟からは米や木材、加工品を積み出した。廻船問屋が中心となり、多様な物資の集散地として新潟の発展を支えた。