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鬼ノ城のような古代山城と、戦国時代の山城の歴史的背景、地形を活かした防御構造、戦略的拠点としての役割を解説。平城との比較や、現代に残る山城跡の意義にも触れる。
岡山県総社市の鬼ノ城は、日本の一般的な城郭とは異なるデザインを持つ。これは7世紀後半、白村江の戦いの敗戦後、唐・新羅からの侵攻に備えて築かれた朝鮮式山城であり、百済から伝わった版築工法などが用いられたためである。
孝霊天皇の皇子・吉備津彦命が、吉備の国を苦しめる温羅を退治した伝説。総社市の鬼ノ城や、楯築遺跡、矢喰宮、血吸川、鯉喰神社など、ゆかりの地を巡り、その物語と考古学的な発見を辿る。
吉備地方に伝わる温羅の伝説。異国から来た鬼とされる温羅は、鉄器生産で栄えた吉備の地に拠点を構えた在地豪族だったのではないか。大和朝廷の勢力拡大の中で、抵抗勢力の象徴として「鬼」に描かれた可能性を追う。