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2026年5月16日
耶馬溪の多様な景観は、数百万年前の火山活動と山国川の侵食によって形成された。江戸時代には頼山陽が絶賛し、禅海和尚による青の洞門開削など、人々の営みも景観に深みを与えた。本記事では、地質学的特徴と文化的な解釈が織りなす耶馬溪の魅力を解説する。
耶馬溪の険しい渓谷は、約50万年前からの火山活動でできた溶結凝灰岩が、山国川の浸食によって削られて形成された。江戸時代の頼山陽が「天下の奇勝」と称賛し、禅海が手掘りで青の洞門を造るなど、自然と人間の営みが共存する景観が特徴である。