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福岡の筥崎宮は、創建以来、地理的条件と八幡神信仰により、幾度も戦乱の舞台となってきた。元寇の際には社殿が炎上する被害を受け、亀山上皇が「敵国降伏」の宸筆を寄進。この額は、武力による勝利や国難打破の願いを象徴し、現代まで受け継がれている。
13世紀後半、元軍は二度にわたり日本へ侵攻した。福岡市の元寇防塁跡を起点に、当時の鎌倉武士が騎馬と長弓戦術、そして恩賞への渇望を武器に、集団戦法や火薬兵器を用いる元軍とどのように戦ったのか、その実態を史料から探る。